世界基準の滅菌システム
ケン歯科クリニックでは、患者様に安全で気持ちよい環境を目指しています。
医科の基準に準じた高度な滅菌を提供いたします。
当院の感染予防対策として、あらゆる種類の被滅菌物を安全に滅菌することができるクラスＢオートクレーブを導入しています。
クラスＢオートクレーブは、ヨーロッパ基準で、医科の水準をクリアする滅菌システムです。
今までの歯科で使用されている滅菌器よりもさらに厳しく、医科で使用されている滅菌器の規格に準じています。通常の滅菌器では困難な中空のもの（インプラント用インスツルメント、ハンドピース等）や多孔性のもの（ガーゼ等）を安全、確実に滅菌します。
歯科用ハンドピース滅菌器（DACユニバーサル）
治療に使用する歯を削るドリルの柄の部分、ハンドピースには汚れやバイオフィルムが付着しているリスクがあるため滅菌する必要があります。
この歯科用ハンドピース滅菌器は、通常の手洗いではハンドピース内部の清掃は不可能ですが、当院の滅菌設備であれば外部洗浄・内部洗浄し充分に滅菌することができる滅菌器です。
滅菌対策が日本よりも非常に厳しい、ヨーロッパ基準に準拠した滅菌器というのも大きな特徴です。
滅菌とは・・・
菌を完全に除去する操作のことを言います。
ちなみに消毒とは病原性をなくすこと、菌を不活性化することです。
日本では滅菌方法に関する厳密な取り決めがないため、滅菌が不十分とされる重力置換型という安価な滅菌器（クラスＮ）を導入しているところがほとんどという現状です。
重力置換型の滅菌器では、滅菌する際に滅菌器の中の空気を残したまま圧力をかけて滅菌するので、器具の内部など細かいところまで完全に滅菌することが出来ません。
それに比べて、プレバキューム方式のＬｉｓａは、滅菌する際に、滅菌器の中の空気を完全に抜いて滅菌器の中を真空状態にします。それから圧力をかけて滅菌するので、内部や細かいところまで完全に滅菌することが出来るのです。
滅菌バック内の物、中空の物、チューブ状の物、繊維製品等も確実に滅菌できます。
クラス別滅菌器と滅菌可能について
| クラスＢ | 固形、多孔性、中空、非包装、包装。あらゆる被滅菌物を滅菌可能。 |
| クラスＳ | メーカー特定の製品で非包装の中空物、包装された固形物を滅菌。 |
| クラスＮ | 非包装の固形物のみ滅菌。 |
厳格な滅菌方法が定められているヨーロッパの歯科医院はこのプレバキューム方式の滅菌器を完備することが義務とされているということです。
当院では患者様の口腔内に入るものは、全てこのＬｉｓａで滅菌したものを患者様ごとに使用しています。
ユニットテーブル、チェアなどの除菌、消臭には、超安定化二酸化塩素除菌・消臭剤を使用してきれいにしています。
また、玄関、待合室、治療室ごとに空気清浄機が設置しております。院内は24時間換気システムを導入していますので、浮遊アレル物質や気になるニオイなどの空気の汚れを常に浄化しています。歯科医院特有の臭いはありませんのでご安心下さい。
このように、皆様が安心して心地よく治療を受けることができるように、感染管理に努めています。